23:54 everynight

ほんとのことを

頑張ることが苦手な

学生時代、1番頑張ったこととか、達成したことって何かありますか。

 

就活してたときに何度も聞かれた。

聞かれる度におれは

サークルのキャンプを企画した

だの、

2週間の語学留学に挑戦した

だの、

ゼミのプロジェクトで動画作成をリーダーになってやった

だの、ショボいことしか言えなかった。

 

しんどかったことを

努力したことに置き換えるというか、

ただの義務や遊びの計画を辛かったなんて言ったって

そりゃ誰の心にも響かないよな。

就活の結果はまあアレだし。

 

結局おれの4年間は

本当の努力を知らないまま

本当の挫折を知らないまま

本当の挑戦をしないまま

終わろうとしているみたいだ。

思えば中学のころ

野球をやっていた日々は

練習は苦しかったし下手だったし野球部員も嫌いな奴がたくさんいた。

でも部活を辞めたいとは1ミリも思わなかった。

なぜか?

充実していたからだ。

楽しかったというより、充実していた。

結果はダメダメだったけど、

あの頃に戻りたい。

そう思える日々を過ごしていた。

 

じゃあ高校生は?

部活から逃げた。

遊んでばかりいた。

彼女もできなかった。

大学は?

部活もサークルもやった。

しかし暇な時だけ行くようなぬるいやつ。

ゼミも楽なところを選んだ。

彼女もできなかった。

 

結局そうだ。

頑張っていない、挑戦をしない

頑張ることに苦手意識がある。ニガテ意識

卒論も終わらないし。

 

頑張ってる人はかっこいい。

そりゃそうだ。モテるのはイケメンか頑張ってる人だけ。

頑張っている時間は充実している。

逃げた人はかっこ悪い。

頑張ってるやつをなんかダサいと思っているのは

頑張ってないやつだけ。

そいつらも、自分こそがダサいってことに気づいている。

羨ましくて仕方ないんだ。

 

結局自分の思い出は「楽しかっただけ」

なぜ気づかなかったんだろうか。

いや、気づいていたんだろうな。でも。

 

これからどうするか。

大学生活はもう終わる。

今から何か挑戦するのか?

もう遅いのか?

 

遅くはない。

やりたいことだってあるじゃないか。

もう逃げて終わるな。

来月は必ずバンドを、やるんだ

最後の最後ので大学生活の思い出を変えてやりたい。

 

そのためにいまの自分ができることってなんだ。

やることをやることだ。

早く終わらせて次のことに集中するんだ。

卒論。歌詞。練習。

 

逃げるな。おれ。